VCLスニペットの配置場所[手動]を利用するには、APIによるカスタムVCLの更新が必要となります。
設定手順は次のとおりです。
なお、1つのカスタムVCLに設定する場合は、下記1.~5.の手順をご確認ください。
複数のカスタムVCLに設定する場合は、下記1.~4.を実施後、6.~7.の設定を行ってください。
■1つのカスタムVCLへの設定
追記したいVCLをスニペットで記載したうえで、カスタムVCLで追記したい場所を指定します。
1. [クラウドコンソール] > [CDN] > [サービス名]を選択後、[VCL スニペット]欄にて任意の名前を指定し、設定したいVCLを記述する。
例:
set.req.xxx
set.req.http.xxx
set.beresp.xxx:
2. APIにより現在設置されているカスタムVCLを確認
curl -X GET https://cdn.idcfcloud.com/api/v1/service/[:サービスID]/version/[:バージョン]/vcl ¥
-H "X-IDCF-CDN-APIKEY: [:CDNのAPIキー] " ¥
-H "Accept: application/json"
3. APIにより指定したカスタムVCLの記述内容を確認
curl -X GET https://cdn.idcfcloud.com/api/v1/service/[:サービスID]/version/[:バージョン]/vcl/[:カスタムVCLの名前]/download ¥
-H "X-IDCF-CDN-APIKEY: [:CDNのAPIキー] " ¥
-H "Accept: application/json"
4. 1.で登録したVCLスニペットを、3.で取得したカスタムVCLの記述の指定箇所に挿入する。
include "snippet::[:1.で登録したスニペットの名前]"
※1.を適用したいサブルーチン内に挿入してください。
5. APIによりカスタムVCLを更新
curl -X PUT https://cdn.idcfcloud.com/api/v1/service/[:サービスID]/version/[:バージョン]/vcl/[:カスタムVCLの名前] ¥
-H "X-IDCF-CDN-APIKEY: [:CDNのAPIキー] " ¥
-H "Content-Type: application/x-www-form-urlencoded" ¥
-H "Accept: application/json" ¥
-d "content=[:カスタムVCLの記述]"
※カスタムVCLの記述をAPIでデータとして送信する際、URLエンコードが必要です。
"を¥"に、改行を¥nに変換し、一行に加工してください。
事前に上記1.~4.の設定を行ってください。
6. APIによりカスタムVCLを新規作成
curl -X PUT https://cdn.idcfcloud.com/api/v1/service/[:サービスID]/version/[:バージョン]/vcl ¥
-H "X-IDCF-CDN-APIKEY: [:CDNのAPIキー] " ¥
-H "Content-Type: application/x-www-form-urlencoded" ¥
-H "Accept: application/json" ¥
7. 有効にしたいカスタムVCLを指定
curl -X PUT https://cdn.idcfcloud.com/api/v1/service/[:サービスID]/version/[:バージョン]/vcl/[:カスタムVCLの名前]/main ¥
-H "X-IDCF-CDN-APIKEY: [:CDNのAPIキー] " ¥
-H "Accept: application/json"