ベアメタルサーバーは、クラウドなど他のサービスと接続して、バックエンドでのご利用を想定したサービスとなっております。
開通時の状態では、インターネットに直接接続できません。
ベアメタルサーバーからインターネットに接続する場合、同一セグメント内のクラウドの仮想マシンを経由します。
注意事項)
- 以下の作業を行うことで、ベアメタルサーバーからインターネットへの接続が可能となりますが、インターネットからベアメタルサーバーへの接続はできません。
インターネットから接続させたい場合はNATの設定を行うなど別の方法をご検討ください。
- OS内は、お客様管理となっております。以下は参考情報としてのご案内となります。
■中継用のProxyサーバーを用意
同一セグメント内の仮想マシンを中継用のProxyサーバーとして設定します。
お客様にてIDCFクラウド上で既存の仮想マシンを設定いただくか、新規でマシン作成からお願いします。
■ベアメタルサーバー側でのProxyの設定
Proxyの設定は、基本的にはアプリケーション毎に設定する必要があります。
ただ、Unix/Linuxでは、慣例的に特別な環境変数へProxyの設定をしておくことで、ほとんどのアプリケーションはその環境変数を参照して、Proxy経由での動作の実施が可能です。
次のように、/etc/profile.d/proxy.sh にて環境変数を設定します。
--- /etc/profile.d/proxy.sh ------------------------
export http_proxy="http://xxx.xxx.xxx.xxx:80/"
export https_proxy="http://xxx.xxx.xxx.xxx:80/"
export ftp_proxy="http://xxx.xxx.xxx.xxx:80/"
export HTTP_PROXY="http://xxx.xxx.xxx.xxx:80/"
export HTTPS_PROXY="http://xxx.xxx.xxx.xxx:80/"
export FTP_PROXY="http://xxx.xxx.xxx.xxx:80/"
------------------------------------------------------
※ログインユーザー全てに反映されます。
※上記設定は、実行権限が必要です。chmod 755 /etc/profile.d/proxy.sh
※yumも上記の環境変数を参照する為、yum.confへproxyの設定は不要となります。