• No : 34
  • 公開日時 : 2024/08/29 12:22
  • 更新日時 : 2024/09/14 00:47
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仮想マシンの再起動後にデバイス名が入れ替わりました

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回答

Linux OS において認識されたデバイス名(/sda、/sdb、/sdc・・)は、OSを再起動するたびに変動する可能性がございます。
これにともない、違うディスクにマウントされる、マウント失敗、エラーでマシンが起動できない等の症状が発生する場合があります。
 
デバイスの指定にあたっては、UUIDで指定することで入れ替わりを回避できます。
追加ディスクを作成しfstabにマウントポイントの指定をする際は、UUIDで指定することをお勧めします。
 

■UUIDの指定手順
 
UUIDを確認

# blkid
/dev/sda1: UUID="xxxxxxxx-xxxx-xxxx-xxxx-xxxxxxxxxxxx" TYPE="xfs" PARTUUID="xxxxxx-xx"
/dev/sdb1 : UUID="yyyyyyyy-yyyy-yyyy-yyyy-yyyyyyyyyyyy" TYPE="xfs" PARTUUID="yyyyyy-yy"
fstabでUUIDを使ってマウントポイントを記述

【ご参考例】
# vi /etc/fstab
 
<変更前>
/dev/sda1 / xfs defaults 1 1 ※
/dev/sdb1 /data xfs defaults 1 1
 
<変更後>
UUID= xxxxxxxx-xxxx-xxxx-xxxx-xxxxxxxxxxxx / xfs defaults 1 1
UUID= yyyyyyyy-yyyy-yyyyy-yyyy-yyyyyyyyyyyyy /data xfs defaults 1 1
(↑デバイス名をUUIDに差し替えます)