• No : 788
  • 公開日時 : 2024/08/29 12:37
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クラスターに対するユーザーのアクセス権限の違いを教えてください。

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回答

各ユーザーのコントロール権限は、基本的には自分自身が作ったクラスターに対して、ユーザーの追加(※クラスターロールを付与すること)を行う形の運用形態となっております。

また、「マスターユーザー/パワーユーザー/ユーザー」で、設定できる内容が異なります。
 
■パワーユーザー/ユーザー
自身が作成したクラスターに対し、他ユーザーに任意のクラスターロールをバインドすることが可能です。
同一アカウント内のユーザーであれば、バインドできるユーザー数に制限はありません。
 
この場合、「cluster-owner」のロールをバインドされたユーザーは、該当のクラスターの削除やメンバーの追加・削除が可能となります。
また、自身以外のユーザーが作成したクラスター内のプロジェクトにもアクセスが可能となります。
 
これに対し「cluster-member」のロールをバインドされたユーザーは、該当のクラスターを利用することは出来ますが、自身以外のユーザーが作成したプロジェクトにはアクセスすることが出来ません。
※自身でクラスター内にてプロジェクトの作成などは可能です。

■マスターユーザー
パワーユーザー/ユーザーの権限で可能な設定に加え、他ユーザーが作成したクラスターに対し、マスターユーザー自身に「制限付きクラスターロール」の付与が可能です。

これを行うと、他ユーザーが作成したクラスターの削除が可能となります。
(クラスターを作ったユーザーが削除された場合に、削除することができないクラスターが発生してしまうことを防ぐためとなります)
 
この場合、該当のクラスター自体の削除は可能ですが利用はできませんのでご注意ください。
※こちらのクラスターを利用したい場合は、クラスターを作成したユーザー(上記の場合は”削除されたユーザー”となります)から、ユーザー削除前に任意のクラスターロールをバインドしていただく必要があります。