• No : 167
  • 公開日時 : 2024/08/29 12:27
  • 更新日時 : 2025/04/04 15:44
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仮想マシンが無い状態で、クラウド内の環境を維持できますか?

回答

仮想マシンが無い場合、以下の三段階に分けて環境の停止を行うため、永続的な環境の維持はできません。
永続的なクラウド環境の維持をご希望の場合は、対象ゾーンにて仮想マシンの登録が必要です。
(停止した状態の仮想マシンでも問題ございません。)
 
【クラウド環境の停止ステップ】

(1) 仮想ルーターの停止

【条件】
対象ゾーンにおいて、仮想マシンが無い状態のまま30日以上が経過した場合、仮想ルーターを停止します。
※停止中の仮想ルーターは、対象ゾーンで仮想マシンを作成すると自動的に起動します。

【影響】
  • Mackerelにより仮想ルーターを監視している場合、監視が停止し死活アラートが発報されます。
  • 仮想ルーターが停止している状態で仮想マシンを作成する場合、仮想マシンの作成時間が通常より長くかかります。仮想ルーターの起動後は、通常の作成時間に戻ります。
  • 対象のゾーンで何らかの操作を行う場合、仮想マシンの作成が完了していることを確認後に実施してください。
 
【確認方法】

仮想ルーターが停止すると、操作ログに次の内容が表示されます。

レベル|タイプ   |ユーザー|ログ
INFO |ROUTER.STOP|system |stopping router: *****

(2) 仮想ルーターの削除/ゾーンの無効化

【条件】
対象のゾーンにおいて、仮想マシンが無い状態のまま90日以上が経過した場合、ゾーンを無効化(仮想ルーターを削除)する場合があります。

【影響】
  • 仮想ルーターの設定内容(ファイアウォール、ポートフォワーディング、VPN、Mackrele監視)は削除されます。
  • 再度利用するにはゾーン有効化の操作が必要です。(ゾーンの有効化には数分程度の時間を要します。)
  • ソースIPアドレスが削除されます。(再度ゾーンを有効化した場合はリナンバリングします。)

(3) アカウントの停止

【条件】
仮想マシン含めIDCFクラウド内の他サービスを利用していない状態が長期間経過した場合、ご登録のメールアドレス宛てに通知のうえ、アカウントを停止する場合があります。
 
【影響】
  • クラウドコンソールへのログインができなくなります。
  • 再度、IDCFクラウドをご利用いただく場合は、アカウントの新規登録が必要です。