Windows Server環境において、バックアップデータを別の仮想マシンへリストアしてバックアップを再開した場合に、本現象が発生することが確認されています。
これは、Windows版のVeeam Agentを通常の手順でアンインストール・再インストールするだけでは、OS内部(レジストリ)に古い管理レコードが残ってしまうという仕様に起因します。
正しい情報でリカバリメディア等を再生成するためには、次の手順で内部データベースの再作成を実施してください。
■ 旧情報のクリーンアップとAgentのリセット手順
1. VSPC管理画面での旧レコードの削除
[Managed Computers] > [Discovered Computers] から、リストア元マシンの [Delete] を実行し情報を削除します。
2. 新仮想マシン上での関連プログラムのアンインストール
対象OSのコントロールパネルから「Veeam Agent for Microsoft Windows」および「Management Agent」をアンインストールします。
3. レジストリ操作によるデータベース再作成の指定
レジストリエディター(regedit)を起動し、次のキーを変更または新規作成します。
・場所: HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Veeam\Veeam Endpoint Backup
・名前: ReCreateDatabase
・種類: REG_DWORD
・値: 1 (※0から変更、または新規に「1」を設定)
4. エージェントの再インストールとバックアップの再開
各Agentを再インストールします。初回バックアップ完了時に、新しいデータベースが再作成されます。
5. 【対象者のみ】リストア元マシンのバックアップも並行して継続する場合
手順1で削除した「リストア元マシン」のバックアップ運用もそのまま継続したい場合は、対象のリストア元マシンのOSにログインし、「Veeam Management Agent」を再起動(または再同期)させてください。
※リストア元マシンを今後使用せず廃止(バックアップを終了)する場合は、手順5の操作は不要です。
上記手順の完了後、次回以降に作成されるリカバリメディア等に正しい情報が反映されます。