本FAQでは下記の事象についてご案内いたします。
■事象
Windows 環境からリモートアクセス VPN 接続がまったくできない状況です。
以下のようなメッセージが出力されます。
「リモートコンピュータと最初にネゴシエートするときに、
セキュリティ層へ処理エラーが検出されたため、L2TP接続に失敗しました」
■原因
リモートVPN接続をしたまま、お客様の端末において
再起動、もしくはシャットダウンを行った場合、
お客様にてご使用の物理ルーターのDHCP機能により、
新たなローカルIPアドレスがお客様の端末に割り振られる場合がございます。
上記の状況では、VPN接続のプロセスに残っているローカルIPアドレスと
新たにお客様の端末に割り振られているローカルIPアドレスで差異が生じており、
次回以降、接続が常に失敗いたします。
■対応策
弊社にてVPN接続プロセスの再起動や、仮想ルーターの再起動を実施する必要がございます。
お手数をおかけいたしますが、チケットにてお問い合わせいただきますよう、よろしくお願いいたします。
■回避策
お客様にて端末の再起動やシャットダウンを行う際に
リモートVPN接続を切断してから実施いただくことで
本事象を回避することが可能です。