CentOS6系の場合に発生する可能性があります。
【発生状況】
次の手順で作成したボリュームを仮想マシンにアタッチして再起動した場合、データディスクのOSが起動する可能性があります。
1. ルートディスクからスナップショットを取得
2. 1.で取得したスナップショットからボリューム(データディスク)を作成
3. 2.で作成したボリューム(データディスク)を別の仮想マシンにアタッチ
4. 仮想マシンの再起動
【原因】
ブートディスクのUUIDが同じ場合に発生します。
【対策】
次の2点を対応いただくことで発生しなくなります。
- /etc/fstabに記載がある該当デバイスの記述をコメントアウトする。
- /etc/fstabにマウントする旨の記述をせず、毎回OS起動時にマウント実行する設定とする。
【事前回避策】
あらかじめ追加ディスク側のUUIDを変更することでも回避可能です。
- UUID確認方法 blkid
- UUID変更方法 tune2fs -U `uuidgen` "デバイス名"
例) tune2fs -U `uuidgen` /dev/sda1