標準ネットワークとプライベートコネクトの双方に接続する仮想マシンの場合、
それぞれのネットワークのDHCPの応答タイミングによって、
意図した通信設定が行われないことがあります。
■原因
プライベートコネクト側(eth1)の仮想ルーターは、
ネームサーバーやデフォルトゲートウェイ情報を持たないため。
■対処方法
ifcfgに次のとおり追記することで、誤ったネームサーバーや
デフォルトゲートウェイが設定されることを回避します。
※設定を有効にするにあたり、仮想マシンの再起動が必要になる場合があります。
対象ファイル
/etc/sysconfig/network-scripts/ifcfg-eth*
*は数字が入ります。
次の2行を追記
DEFROUTE=no
PEERDNS=no
複数の仮想マシンでプライベートコネクトを利用する場合、上記の設定を行った
テンプレートを作成しておくことで、事前に事象の回避が可能です。
この設定は、任意のネームサーバーやデフォルトゲートウェイを設定したい場合にも有効です。