※以下は一例となります。
2019/4 に Windows Update の項目の中に「VMware, Inc. - Net - 10/17/2018 12:00:00 AM - 1.8.10.0」が追加されました。
これは、仮想マシン上の NIC に対して vmxnet3 ドライバをインストールする内容です。
Windows Server OS 上で適用した場合、一般的な NIC ドライバのインストールと OS 上の挙動は同じように NIC ドライバが再読み込みされますので、既存のネットワークアダプタが再読み込みされます。
IP アドレスやルーティングの設定はそのまま維持されますが、Windows Server の OS 内でネットワークアダプタが無効化されていた場合、「VMware, Inc. - Net - 10/17/2018 12:00:00 AM - 1.8.10.0」を適用することで有効化されることを確認しております。
また、設定によっては DHCP による IP アドレスやゲートウェイの取得により既存設定と競合し、通信断となることがあります。
Windows Update 実施時には、ネットワークアダプタの設定の確認、および上記内容を十分に確認した上で行ってください。
■補足
VMware 社によりますと Microsoft 社が提供する Windows Update サービスから、Windows Server 2016 および Windows Server 2019 向けに pvscsi および vmxnet3 ドライバが入手可能になりました。
これにより、Windows Update を行った際に、VMWare 社が提供する pvscsi や vmxnet3 といったドライバについても更新ができるようになります。
2019/8/1 時点では、今後も vmxnet3 のドライバが Windows Update にて配布されるかは VMware 社でも公開されておりません。