リモートアクセスVPN接続時の、[インターネットプロトコルバージョン 4(TCP/IPv4)]の設定に関してのご案内になります。
■[リモートネットワークでデフォルトゲートウェイを使う]をチェックした場合
デフォルトゲートウェイが全てVPN接続で使用されるもので固定されてしまい、全ての通信がVPN接続先以外の外部インターネットへ接続ができなくなります。
外部インターネットへの通信ができないため、IDCFクラウドサーバー以外へのWEBアクセスができません。
IDCFクラウド以外のWEBサーバーにもアクセスされたい場合、IDCFクラウド環境上に踏み台サーバーを構築していただくことで、リモートアクセスVPNを経由してアクセスが可能となります。
お客さま端末>仮想ルーター(リモートアクセスVPN)>踏み台サーバー>仮想ルーター(Internet)>IDCFクラウド以外のWEBサーバー
上記経路で通信する時の送信元IPアドレスは、仮想ルーターのソースIPアドレスとなりますため、宛先で対象のソースIPアドレスを許可設定をしてください。
参考情報といたしまして、次のマニュアルもご覧ください。
■[リモートネットワークでデフォルトゲートウェイを使う]をチェックしない場合
[リモートネットワークでデフォルトゲートウェイを使う]のチェックを外すことで、
接続先への通信のみVPN接続を使用する状態となります。
◇チェックを外した場合の注意点
・VPN接続先ネットワークへの通信経路が設定されない状態となります。
・VPN接続先ネットワークへの通信経路を、OSのコマンド操作等によって個別に経路を設定する必要があります。
・Windowsの経路設定については、恐縮ではございますがOSのサポートサイトをお客様にて参照ください。
注意事項)
弊社はクラウド環境のハイパーバイザーより物理側の管理をしており、OSレイヤーの設定やリモートアクセスVPN等は原則サポート対象外となります。あらかじめご了承ください。