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  • 公開日時 : 2024/08/29 12:26
  • 更新日時 : 2024/09/19 13:46
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IDCFクラウドの別アカウント同士の通信で、送信元のIPアドレスが変わります

回答

■事象
IDCFクラウドの別アカウントの仮想マシンへの通信時に、送信元のIPアドレスが変わる場合があります。
例)送信元のIPアドレスが「ソースIPアドレス」ではなく、追加したIPアドレスに変わることがあります。
 
■条件
  • IDCFクラウドの別アカウントの仮想マシンが、同一ゾーン且つ、それぞれの仮想ルーターが同じセグメント(CIDR)を持っている
  • 対象ゾーンで、追加でパブリックIPアドレスを登録している(仮想マシンにNATしていない)
  • 送信元アカウントで、宛先IPアドレスと同一セグメントの追加IPアドレスのネットワークルールの変更を行うと、本事象の対象となります。
     
■IDCFクラウドの別アカウントの仮想マシンへの通信時の挙動(下図)
  • アカウントa・bの仮想マシンは同一ゾーンにあります。
  • アカウントa・bのセグメントAは、同じセグメント(CIDR)です。
  • アカウントa・bのセグメントBは、同じセグメント(CIDR)です。
  • アカウントbの追加IPアドレスは仮想マシンにNATしていません。


 
③の通信について
通常、アカウントbからの通信の場合、送信元IPアドレスはアカウントbの「ソースIPアドレス」となりますが、通信先(アカウントa)のセグメントBと同じセグメントがアカウントbにもある場合、「追加IPアドレス」が送信元IPアドレスとなります。
※アカウントbで追加IPアドレス(セグメントB)を持っていない場合は、アカウントaのセグメントBへの通信も、アカウントbの「ソースIPアドレス」が送信元IPアドレスとなります。
 
注意事項)
  • IDCFクラウド環境内でも異なるゾーンへの通信の場合や、外部への通信の場合は、本事象は発生しません。
  • 万一、送信元IPアドレスが意図しているものと異なる場合、本事象に合致するかどうか弊社にて確認いたしますので、チケットよりご連絡ください。
 
次のFAQも併せてご確認ください。

▼スタティックNATとポートフォワードの違いはなんですか?
https://faq.idcf.jp/faq/show/253?site_domain=default
 

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