Linux OS において認識されたデバイス名(/sda、/sdb、/sdc・・)は、OSを再起動するたびに変動する可能性がございます。
これにともない、違うディスクにマウントされる、マウント失敗、エラーでマシンが起動できない等の症状が発生する場合があります。
デバイスの指定にあたっては、UUIDで指定することで入れ替わりを回避できます。
追加ディスクを作成しfstabにマウントポイントの指定をする際は、UUIDで指定することをお勧めします。
■UUIDの指定手順
UUIDを確認
# blkid
/dev/sda1: UUID="xxxxxxxx-xxxx-xxxx-xxxx-xxxxxxxxxxxx" TYPE="xfs" PARTUUID="xxxxxx-xx"
/dev/sdb1 : UUID="yyyyyyyy-yyyy-yyyy-yyyy-yyyyyyyyyyyy" TYPE="xfs" PARTUUID="yyyyyy-yy"
fstabでUUIDを使ってマウントポイントを記述
【ご参考例】
# vi /etc/fstab
<変更前>
/dev/sda1 / xfs defaults 1 1 ※
/dev/sdb1 /data xfs defaults 1 1
<変更後>
UUID= xxxxxxxx-xxxx-xxxx-xxxx-xxxxxxxxxxxx / xfs defaults 1 1
UUID= yyyyyyyy-yyyy-yyyyy-yyyy-yyyyyyyyyyyyy /data xfs defaults 1 1
(↑デバイス名をUUIDに差し替えます)