例として分散先をWebサーバー3台(仮でWEBサーバーA、WEBサーバーB、WEBサーバーCとする)として以下に説明します。
■障害前にWebサーバーAにアクセスしていたIPアドレスについて、WebサーバーAに障害が起こった場合
WebサーバーAへアクセス中(セッションが残っている状態)に障害が発生した場合は、ヘルスチェックにて失敗と判断されるまで、WebサーバーAへリクエストを送り続けます。
WebサーバーB、WebサーバーCへアクセスされるまでの時間は、お客さまにて設定いただいたヘルスチェック間隔の時間×失敗回数によります。
ヘルスチェックにて失敗と判断された後は、WebサーバーAは機能していないとみなされ、WebサーバーB もしくは WebサーバーCに振り分けられます。
■障害発生後にWEBサーバーAに初めてアクセスしようとした場合
WebサーバーAへアクセスする前に障害が発生した場合(セッションがない状態)は 、WebサーバーAは機能していないとみなされ、WebサーバーB、もしくはWebサーバーCに振り分けられます。