既存のオブジェクトを別のストレージクラスに移動したり、削除することができます。
ライフサイクルはバケットごとに複数のルールを設定することができ、ルールごとに複数の条件を設定することができます。
ルールごとに設定したすべての条件が一致したオブジェクトに対して、設定した操作が行われます。
設定方法は次のとおりです。
■ライフサイクルの設定
クラウドコンソールの次のメニューから行います。
[クラウドコンソール] > [クラウドストレージ] > バケット名の右側にある歯車のアイコン
■設定できる条件
・経過時間
オブジェクト作成後の経過日を指定することができます。
作成してから指定した日数が経過したオブジェクトかを判定します。
・作成日
オブジェクトを作成した日付(UTC:協定世界時)を指定することができます。
指定した日付より前に作成したオブジェクトかを判定します。
・移動元ストレージクラス
オブジェクトが保存されているストレージクラスを指定することができます。
移動元ストレージは複数選択することができ、選択したストレージクラスに
格納されているオブジェクトかを判定します。
■設定できる操作
・Nearline へ移動
オブジェクトを Nearline に移動します。
Coldline に保存しているオブジェクトを Nearline に移動することはできません。
・Coldline へ移動
オブジェクトを Coldline に移動します。
・削除
オブジェクトを削除します。削除したオブジェクトは復元できません。
Nearline や Coldline に格納されているオブジェクトを早期削除すると課金が発生します。早期削除の対象となる期間は、Nearline で 30 日以内、Coldline で 90 日以内です。
注意事項)
・ストレージクラスの移動は料金が発生します。
料金はオブジェクトを移動する前のストレージクラスによって異なります。
・1つのオブジェクトが複数のルールに当てはまった場合は、
「削除」「Coldline へ移動」「Nearline へ移動」の優先順位で操作が行われます。