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  • 公開日時 : 2024/08/29 12:37
  • 更新日時 : 2024/09/18 16:52
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IDCFクラウドとプライベートコネクト・ネットワークサービス接続時の注意点

回答

IDCFクラウドとプライベートコネクト、ネットワークサービスを接続する場合の注意点を記載します。
※本ページでは、プライベートコネクトL3タイプを指します。
 

■既にプライベートコネクトを契約しており、ネットワークサービスを追加する場合
■既にネットワークサービスを契約しており、プライベートコネクトを追加する場合


■既にプライベートコネクトを契約しており、ネットワークサービスを追加する場合


下図は、IDCFクラウドの追加ネットワークとプライベートコネクトが既に接続されていて、あとからネットワークサービスを追加した場合の構成図(例)です。
 

 

◇ゲートウェイIPアドレスの設定について
IDCFクラウドの追加ネットワークで設定されているゲートウェイIPアドレスはDHCPで払い出されます。
プライベートコネクト側のVIPは、追加ネットワークで設定されているゲートウェイIPアドレス(.254)と一致しているため(*1)、仮想マシンでゲートウェイIPアドレスを変更する必要はありません。
この場合、仮想マシン再起動でゲートウェイIPアドレスが仮想マシンに再配布されても、プライベートコネクト側のVIPとずれることはありません。

(*1)プライベートコネクトの申し込み時に指定できます。
お客様によっては、IDCFクラウドのゲートウェイIPアドレスとは別のIPアドレスを指定して申し込みいただく場合もあります。

しかしネットワークサービスを追加した場合、ネットワークサービス側のゲートウェイは既存環境で利用していないIPアドレス(.251)を指定する必要があります。
※ネットワークサービスお申込み時に指定いただけます。
 
◇プライベートコネクト向きの通信をデフォルトゲートウェイにする場合
仮想マシン内でネットワークサービスに対するルーティングを設定する必要があります。
ルーティングの記載方法は、【プライベートコネクト L3接続 開通ガイド】を参照ください。
 
◇ネットワークサービス向きの通信をデフォルトゲートウェイにする場合
仮想マシン内でDHCPの設定を切って、ゲートウェイIPアドレス(.251)を固定に設定する必要があります。
DHCPの設定を切らない場合、仮想マシン再起動時にゲートウェイIPアドレス(.254)が再配布されます。
固定に設定する以下の方法はOS内の操作となるため、お客様管理の元、操作してください。
 
▼ゲートウェイIPアドレスを固定に設定する方法
【CentOS6.xの場合】
「etc/sysconfig/network-scripts/ifcfg-eth1」に以下の設定を入れます。
DEVICE=eth1
ONBOOT=yes
BOOTPROTO=static
IPADDR=10.0.0.5      ←仮想マシンの追加ネットワーク側IPアドレス
GATEWAY=192.168.0.251  ←ネットワークサービス向きのゲートウェイIPアドレス
NETMASK=255.255.255.0  ←追加ネットワーク側のサブネットマスク
 
【WindowOSの場合】
以下FAQを参照ください。
▼追加NICの設定例(Windowsの場合)
https://faq.idcf.jp/faq/show/346?site_domain=default
 

 


■既にネットワークサービスを契約しており、プライベートコネクトを追加する場合

「既にプライベートコネクトを契約しており、ネットワークサービスを追加する場合」と反対の考え方になります。
状況に応じて適宜変更してください。
 
なお各サービスで使用するゲートウェイIPアドレスについては、あとから変更できません。
 

 

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