WindowsOSの場合、仮想マシンのNIC追加でDHCP、もしくは手動で指定したIPアドレスが自動的に付与されます。
設定されているIPアドレスは、route printコマンドで確認ができます。
■追加NICに設定されたIPアドレス情報を確認する方法
次の図の赤枠で囲まれた行が追加NIC側で設定されたゲートウェイとIPアドレスです。
当社では、DHCPの設定を変更することは推奨しておりませんが、追加NIC側でプライベートコネクトやネットワークサービスなどの複数ネットワークと接続する場合、ゲートウェイIPアドレスを変更する必要があります。
詳細は次のFAQをご参照ください。
ゲートウェイIPアドレスをデフォルトで割り当てられたものから変更する場合、次の方法でDHCPの設定を切っておく必要があります。
※DHCPの設定を切らずに、route addコマンドなどでゲートウェイIPアドレスの設定を追加した場合、OSの再起動などで再度DHCPでデフォルトの設定を取得してしまうため、ご注意ください。
■DHCPの設定を切り、固定の設定を行う方法
1.ネットワークと共有センターから追加NIC側の設定を開き、【プロパティ】をクリックします。
2.インターネットプロトコルバージョン4(TCP/IPv4)のプロパティを開きます。
デフォルトでは、次の図のようなDHCPの設定となっています。
3.固定でIPアドレスを設定し、【OK】をクリックします。
次の図の設定のように【次のIPアドレスを使う】をチェックし、IPアドレス、サブネットマスク、デフォルトゲートウェイの設定を入力します。
・仮想マシンIPアドレスについては、初期に設定したIPアドレスから変更しないことを推奨します。
・サブネットマスクには、追加ネットワークの設定で指定したマスク値を入力します。
・デフォルトゲートウェイに、固定で設定したいゲートウェイのIPアドレスを入力します。
4.固定で設定されたことを確認します。
コマンドプロンプトからroute printを実行すると、次の図の赤枠のとおり、設定変更されたことが確認できます。
2015/6/25以前に追加NICの設定を行った仮想マシンを停止/起動する場合は、次のFAQにご注意ください。