• 文字サイズ変更
  • S
  • M
  • L
  • No : 150
  • 公開日時 : 2024/08/29 12:26
  • 更新日時 : 2024/09/17 07:59
  • 印刷

複製したデータディスクをOSに認識させる方法(CentOS7系)

回答

アタッチしたボリュームをご利用いただくためにはOS内部での設定が必要です。
 
CentOS7系の場合で、仮想マシンにルートディスクとは別にデータディスク(/dev/sdb)を追加した場合を参考例としてご案内します。
 
1.ディスクのHBA番号を確認する。
 ※以下のコマンド出力例の場合、[0:0:1:0]より、HBA番号は0になります。
 
# lsscsi
[0:0:0:0]    disk    VMware   Virtual disk     1.0   /dev/sda
[0:0:1:0]    disk    VMware   Virtual disk     1.0   /dev/sdb
[1:0:0:0]    cd/dvd  NECVMWar VMware IDE CDR00 1.00  /dev/sr0
 
2.手順1で確認したHBA番号を用いて、追加ディスクを認識させる。
 
# echo "- - -" > /sys/class/scsi_host/host0/scan
 
3.sdbが認識されていることを確認する。
 
# cat /proc/partitions
major minor  #blocks  name
  11        0    1048575 sr0
   8        0   15728640 sda
   8        1   15727616 sda1
   8       16    1048576 sdb
   8       17    1047552 sdb1
 
4.ディレクトリを作成し、blkidコマンドによってパーティション「/dev/sdb1」のUUIDを調べる。
 ※下記の例では、「data」を作成しています。
 
# mkdir /data
# blkid /dev/sdb1
/dev/sdb: UUID="xxxxxxxxxxxxxxxxxxxx" TYPE="xfs"
 
5.テキストエディタで「/etc/fstab」を編集する。手順5で確認したUUIDを追記する。
 
# vi /etc/fstab
    :
UUID=xxxxxxxxxxxxxxxxxxxx /data xfs defaults 0 0
 
6.追加したディスクをマウントする。
 df ?hコマンドで、/dev/sdb1が/dataにマウントされていることを確認する。
 
# mount -a
# df -h
ファイルシス   サイズ  使用  残り 使用% マウント位置
    :
/dev/sdb1       1020M 1020M   32K  100% /data
 
次のFAQも併せてご確認ください。
 
▼アタッチしたボリュームの事前準備(CentOS7系/パーティションなし)
https://faq.idcf.jp/faq/show/265?site_domain=default
 
▼アタッチしたボリュームの事前準備(CentOS7系/パーティションあり)
https://faq.idcf.jp/faq/show/271?site_domain=default

アンケート:ご意見をお聞かせください

ご意見・ご感想をお寄せください お問い合わせを入力されましてもご返信はいたしかねます