■原因
追加NIC側が「E1000」の仮想マシンを停止/起動すると、追加NIC側が「E1000」から「VMXNET3」に変更されます。
※OS内の再起動では変更されません。
このWindowsOSの動作に伴い、「E1000」から「VMXNET3」に切り替わるタイミングで新規NIC(追加NIC)が追加されます。
■対策
OS内で個別設定されている場合は、再設定が必要です。
◇追加NIC側が「E1000」になるケース
2015/6/25以前に以下の操作を行った場合です。
A.仮想マシン作成時にNIC1のみ選択して作成、あとからNIC2を追加した場合
B.仮想マシン作成時にNIC1・NIC2ともに選択して作成、あとからNIC2の削除・追加を行った場合
※2015/6/25以降に弊社提供のテンプレートから新規作成した仮想マシンでは、NICを追加しても「VMXNET3」になります。
■事例
停止/起動前に追加NIC側が【ローカルエリア接続2】だった場合、停止/起動後に新規NICが追加されると【ローカルエリア接続3】が表示されます。
ローカルエリア接続のプロパティ画面で、固定IPを再設定する場合、以下のようなポップアップが表示されることがあります。

これは「E1000」で設定されていた古いNIC情報になるため、「はい」を押下し、削除してください。
新規で追加された「VMXNET3」のNICに対する設定が可能となります。
関連するFAQは以下をご参照ください。