■TTLを確認する方法
TTLを確認する場合は、Fastly-debugヘッダーをご利用ください。
「Fastly-Debug-TTL」にキャッシュ時間(TTL)に関する情報が記載されています。
数字の1番目と3番目の数字を足すと、コンテンツに設定されているキャッシュ時間(TTL)を確認できます。
[コマンド]
curl -svo /dev/null -H "Fastly-Debug:1" "example.com/コンテンツ名"
例)コマンドの確認例
Fastly-Debug-TTL: (H cache-itm18837-ITM 3583.910 0.000 16)
コンテンツに設定されているキャッシュ時間(TTL) = 3583.910 + 16 = 3599.910 ≒ 36000s
"Fastly-Debug"ヘッダの詳細は次のFastlyのページをご確認ください。
なお、デフォルトTTLを変更する場合、次の注意点にご留意ください。
■デフォルトTTLを変更する場合の注意点
- デフォルトTTLの値が有効になる条件
CDNサービスのキャッシュ時間(TTL)は、コンテンツに対するヘッダの設定内容が優先されます。
CDNサービスのキャッシュ時間(TTL)の決定ルールについて、詳しくは次のFAQをご参照ください。
▼キャッシュ時間はどのような優先度で決められていますか?
https://faq.idcf.jp/faq/show/405?site_domain=default
- VCLスニペット・カスタムVCLに関する注意事項
デフォルトTTL用のVCLスニペット「Set_Default_TTL」は一度登録すると削除できません。
また、このVCLスニペットを登録すると利用されるカスタムVCLが切り替わります。
カスタムVCLを独自に編集していた場合、内容を転記してください。
- デフォルトTTLの期間
デフォルトTTLの期間は最大100年まで指定できます。
単位がy(年)以外の場合、年換算された値が100年以内になるよう設定してください。
- デフォルトTTLの期間が0以下の場合
VCL「set beresp.ttl = 0s;」など、デフォルトTTLの期間が0以下の場合、
VCLスニペット登録時にVCLが「return (pass);に置き換わります。
デフォルトTTLの期間を0以上に変更したい場合、
VCLに「set beresp.ttl = 変更したい期間(単位);」を再度設定してください。